バックグラウンドアプリというものをご存じですか?
パソコンで何かの作業をしている時、選んで使っているアプリの他にも、知らないうちにいくつかのアプリが起動して、知らないうちに仕事をしています。
そんな、パソコンの画面上では見えない働きをしているアプリのことを「バックグラウンドアプリ」と呼んでいます。
「バックグラウンド」=「裏方」で仕事をするアプリという意味ですね。
常に動いているという意味から「常駐アプリ」とよばれることもあります。
バックグラウンドアプリは、どんな働きをしているの?
そんなバックグラウンドアプリは、どんな働きをしているのでしょうか?
例えば…
メールソフトが常にメール受信をしていたり
ニュースアプリや天気アプリが、常に最新の情報を発信していたり
オンラインストレージのサーバーと、常にデータを同期していたり
ウイルスソフトが、常にコンピューターウイルスの侵入を見張っていたり
なかでもウイルスソフトの働きはとても重要ですね。
そのおかげで、私たちは安心してパソコンを使うことができます。
バックグラウンドアプリはパソコンを重くする?
そんなバックグラウンドアプリですが、いいことばかりではありません。
どのようなアプリでも、稼働するときにはパソコンのメモリを使用します。
そのことはバックグラウンドアプリも例外ではありません。
働きが目に見えない分、思いがけずメモリを圧迫していることも…
メモリの空き領域が少なくなると、パソコンの動きが悪くなることがあります。
パソコンが重いと感じるとき、その原因はバックグラウンドアプリかもしれません。
不要なバックグラウンドアプリはOFFに設定を
知らないうちにメモリを使用するバックグラウンドアプリですが、設定を操作してONとOFFを切り替えることができます。
アプリごとに切り替えることも、もちろん可能。不要なアプリはOFFに切り替えて、パソコンへの負担を減らしましょう。
またどんなアプリも起動すると電力を消費します。
バックグラウンドアプリの起動を制限することは節電にもつながります。
アプリのOFFは慎重に
バックグラウンドアプリをOFFにする時は、本当に不要なものかを確かめることが大切です。
ネットウイルスを駆除するウイルスソフトなど、必須アプリをOFFにしないように、十分に注意しましょう!
バックグラウンドアプリの「いる・いらない」、しっかり見極めてパソコンのスピードを快適に保ちましょう。