普段使っているノートパソコン、よく見るといくつかのランプがあり、光ったり消えたり…
当たり前のことですが、このランプにはそれぞれ意味があり、パソコンの状況を表しています。
ですが、このランプの意味をよく知らない方もいらっしゃるかと思います。
今回はこれらのランプのが示す、それぞれの意味をご紹介します。
電源ランプ
パソコンの点灯時は電源がオン、点滅時はスリープの状態になっています。
パソコンの画面がついていなくても、電源ランプがついていたら、機器が通電しています。
シャットダウンの際にパソコンの画面が暗くなっても、電源ランプがついているうちは、パソコンの蓋を閉じないようにしましょう。
故障やトラブルの原因になってしまうことがあります。
アクセスランプ
円筒形のマークのランプです。
電源を入れると、まずこのランプがつきます。
パソコンがハードディスク(HDD/SSD)にアクセスして、データの読み書きが行なわれていることを示しています。
このアクセスランプが点灯または点滅しているときにパソコンの電源を切ると、データが消えてしまったり、
最悪のケースではシステムが破損してWindowsが起動しなくなることもありますのでご注意ください!
バッテリーランプ
乾電池のマークのランプです。
機器により、表示の種類が異なりますが、代表的な例としては
・オレンジで点灯:バッテーリー充電中
・緑色で点灯:充電終了
・消灯:ACアダプターが接続されていない、またはバッテリー駆動中
Num Lock(ナムロック)ランプ
鍵の中に数字(1または9)が書かれたマークです。
・点灯:Numlockオン、消灯:Numlockオン
Numlockとは、キーボードのテンキー機能のこと。
テンキーとは、数字入力のためのキーのことです。(パソコンによっては、キーボード右側に数字だけのキーが独立して並んでいるものがありますね)
Numlockがオンなら、テンキー機能が有効になり、オフなら無効になります。
Caps Lock(キャプスロック)ランプ
鍵の中にアルファベットの「A」が書かれたマークです。
・点灯:Caps Lockが有効になっていて、ローマ字での文字入力が、大文字で固定されます。
Shiftキー + Caps Lockキーでオン/オフを切り替えます。
Scroll Lock(スクロールロック)ランプ
鍵の中に矢印「↑」「↓」が書かれたマークです。
・点灯:Scroll Lockオン、消灯:Scroll Lockオン
Scroll Lock(スクロールロック)は、表計算ソフトを使う際などに活用する機能です。
矢印キーを押したときに、セル(枠)を移動させず、ページがスクロールしていきます。
Fnキー + Scroll Lockキーでオン/オフを切り替えます。
最後に
以上がノートパソコンに備わっている各ランプの役割です。
ランプそれぞれが、パソコンの現在の状況を示しています。
パソコンの動きがおかしい…操作がうまくいかない…
そんなときは、いちどパソコンのランプをチェックしてみてください。
解決方法が見つかるかもしれませんね。