USBメモリの注意点・購入する際のポイント

パソコンの使い方
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データの持ち出しや移行をする際に便利なUSBメモリ。データの保存や移行の際に使用している方も多いのではないでしょうか。

とても便利なUSBメモリですが、選ぶ製品によってデザインや容量、転送速度、セキュリティ対策などは様々です。それだけ多くの種類があると、どれを選んで良いのか迷ってしまいますよね。

今回はそんなUSBメモリの選び方や使用する際の注意点についてご紹介していきます!

USBメモリとは

USBメモリとは、パソコンのUSBポートに接続してデータの読み書きを行う、小さな記憶装置です。「USBフラッシュメモリ」や「USBフラッシュドライブ」などとも呼ばれています。

パソコンやゲーム機、スマートフォンなどに保存してあるデータのバックアップを取ったり、別の媒体にデータを移し替えたりするのが主な用途です。
特にスマートフォンとあわせて使用すれば、パソコンがなくでもデータを取り込むことができ、とても便利です。

※USBメモリをスマートフォンで使用する場合は、お使いの端末に合わせた変換アダプタが必要となります。最近ではスマホのコネクタに対応したUSBメモリも販売されているので、そちらを購入すれば変換アダプタは不要です。

USBメモリのメリット

USBメモリはコンパクトなため、簡単にデータの持ち運びをすることができます。データの保存は外付けHDDやCDなどでも可能ですが、USBメモリが一番手軽で持ち運びも便利です。また容量の大きなデータの保存も可能です。

さらに使い方はパソコンに差し込むだけ。取り扱いも簡単です。

使用する際の注意点

USBメモリはとても便利な機器ですが、いくつか注意点もあります。

紛失に注意

USBメモリは本体がとても小さいので、保管には注意が必要となります。

ストラップをつけたり、同じ場所で保管するようにするなどして、紛失しないよう取り扱いには注意しましょう。

保存期間

USBメモリは簡単にデータを保存することができますが、データの長期保存には向いておらず、一時的な保存やデータ移行に適している製品です。

またUSBメモリにはデータの書き込み回数に上限があり、限界を超えてデータを更新するとエラーが発生するリスクがあります。

なおUSBメモリの寿命は、メーカーや保存環境、使用頻度によっても異なりますが、低価格のものだと1~2年と言われています。中には10年使用できるものもありますので、長期で使用したい場合にはメーカーの動作保証年数を確認して購入しましょう。

USBメモリを選ぶ際のポイント

容量の大きさ

USBメモリの容量は1GBのものから1TBを超えるものまで様々なモデルが販売されています。容量が大きいほど高額にはなります。

一般的な書類や写真、音楽データの場合、16~64GBほどあれば不便に感じることはありません。動画データを保存する場合は、多くのデータ容量が必須となるため、128GB以上のUSBメモリを選ぶと良いでしょう。

転送速度

パソコンからUSBメモリにデータを移す際、転送速度が速いほうがストレスなく使用できます。大量のデータや高解像度の画像・動画といった容量の大きなデータを扱う場合は、転送速度も確認しましょう。多くの場合では、規格が新しいUSBメモリほど転送速度が速く設定されています。

転送速度はモデルによる違いはありますが、USB3.0や3.1(Gen1)規格に対応している製品なら、高速データのやり取りを行うことができます。

※本来の転送速度で使用するにはパソコン側にも同規格に対応している必要があります。 パソコン側がUSB2.0以下だとスペック通りの速度が出ないため注意しましょう。

セキュリティ機能

USBメモリの中にはパスワードを設定してロックをかけられるものがあります。
ビジネス用途など重要なデータを保存する場合には、セキュリティ機能を搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。またパスワード設定や指紋認証機能があると、アクセスできる人を制限することもできます。

USBメモリは商品によってセキュリティ機能の強度に差がありますので、ご自身のご利用方法や、機能性を考えたうえで選択しましょう。

接続端子

USBメモリの端子はUSB TypeAが一般的ですが、中にはUSB Type-CやLightning端子を搭載した製品もあります。

購入前にはUSBメモリを使用するデバイスの接続端子を確認しましょう。

端末の収納方法

USBメモリは端末を保護するための収納機能がついています。

スライド式
 本体についているレバーをスライドして、コネクタ部を出し入れします。

回転式
 コネクタ部を回転させて、本体内部に収納します。

・フック式
 ボールペンのようにUSBメモリ本体のボタンを押すことでコネクタ部を出し入れできます。

キャップ式
 一般的なUSBメモリの収納形式となり、コネクタ部をキャップを保護するデザインです。
  ※キャップはついつい紛失しがちなので、取り扱いには注意しましょう。

最後に

今回はUSBメモリの種類についてご紹介しました。

使用用途によって重視するポイントは変わってきますので、今回ご紹介したポイントに注目しながらご自身に合うUSBメモリを選択してみましょう。

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