パソコンに悪影響を及ぼすマルウェアについて

注意喚起
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皆さん、「マルウェア」という言葉を聞いた事はありますか?

マルウェアとはパソコンに悪影響を及ぼすために、悪意をもって作られたソフトウェアの総称です。

コンピューターウイルスはこのマルウェアの一種にあたるので

パソコンに害を与えるソフトウェアをまとめてウイルスと呼ぶのは、実は間違いなんです!

しかし、ウイルスという言葉の方がよく知られているので

見る人が分かりやすいように、マルウェアの代わりにウイルスという言葉が使われる事も多いです。

実際のウイルスはマルウェアの一部である事を知っておきましょう。

今回はそんなマルウェアについて、代表的なマルウェアを紹介したいと思います。

ウイルス

ウイルスは単独では存在しません。

音楽・写真などのデータやインターネットでダウンロードをしたソフトなどに潜んでいます。

そして、コンピューターに感染したウイルスは自分自身のコピーを作って

パソコンの中の他のデータ(写真や音楽など)に感染してどんどん増えていきます。

また、感染しても潜伏期間があり、すぐには悪影響が出ない事もあります。

このような特徴から「ウイルス」と呼ばれているんです。

感染してしまうと、勝手にパソコンが再起動されたり、パソコンの動作が極端に遅くなったりします。

ワーム

ワームはウイルスと同じように、自分のコピーを作ってどんどん増えていきます。

ウイルスと違う所は、単独で存在するという事です。

その為、ワームに感染しているWEBページを開いただけで、そのパソコンも感染してしまう事もあります。

実はマルウェアの感染で最も被害が多かったのがこのワームによる物ともいわれています。

感染してしまうと、オンラインバンキングのログイン情報を盗んだり

ワームに感染したメールを他のコンピューターに送信するといった被害を及ぼします。

トロイの木馬

トロイの木馬もワームと同じく単体で存在するマルウェアです。

しかし、ウイルスとワームと違って自分自身のコピーを作ってどんどん増えていく事はありません。

トロイの木馬は役に立つソフトなどを装って、自身をパソコンにダウンロードさせて入り込みます。

ウイルスやワームは感染するとパソコンの動作が明らかにおかしくなる事が多いので感染した事に気づきやすいのに対し

トロイの木馬は感染しても目立った悪影響が出ないので感染に気づきにくい特徴があります。

自分を装ってパソコンの中に入ってくるという特徴から

ギリシャ神話のトロイア戦争で、敵陣に侵入する為に作られたという話で有名なトロイの木馬と同じ名前がつけられました。

トロイの木馬に感染すると、個人情報やオンラインバンキングなどの情報を盗まれたり

危険な物だと、 容易に侵入出来るバックドアという抜け道のような物をパソコンの中に作り

パソコンを遠隔操作で不正に動かしてしまう事があります。

マルウェアに感染しない為には

マルウェアに感染しない為にはセキュリティソフトの活用が大事になってきます。

パソコン標準のセキュリティソフトや無料のセキュリティソフトよりも

年間使用料を支払う有料のセキュリティソフトの方がセキュリティ能力が高い傾向にあります。

また、定期的にパソコンの中にマルウェアが潜んでいないかセキュリティソフトでフルスキャンを実行しましょう。

そして怪しいWebサイトは開かない、怪しいメールは開かないなどパソコンを使う上での注意も必要です。

サポート期間が終了したOS(Windows7など)はマルウェアにとても感染しやすくなっているので

そういったパソコンはインターネットに接続しないようにしましょう!

セキュリティソフトについては弊協会オリジナルの物もありますので、導入を検討されている方はこの機会にどうでしょうか。

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