ちょっとした操作ミスで、消さなくて良いデータまで消してしまったと言う経験はありませんか?ゴミ箱に入っていれば良いのですが、ゴミ箱からも削除してしまった時の絶望感は想像に難くないかと思います。
本日は、そんな時に役立つアプリをご紹介します。
Recuva
Recuvaは高速で動作するファイル復元ソフトです。内蔵ハードディスクはもちろん、リムーバブルディスクなどの外部メディアから削除してしまったファイルの復元もできます。ダウンロードは下記リンクから可能です。
Recuvaダウンロードサイト
Recuvaは有料版と無料版のふたつがありますので注意してください。
今回は無料で使える「FREE」の方をダウンロードしてご説明していきます。
ダウンロードをした後は
1 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示が出ますので「はい」を左クリックして先へ進みましょう。
2 Recuvaウィザードが表示されます。「次へ(N)>」を左クリックしましょう。
3 ここでは復元させたいファイルの拡張子を選択します。特に指定しない場合は「すべてのファイル」にチェックがされている状態で「次へ(N)」を左クリックしましょう。
4 ここでは復元させたいファイルの格納場所を選択します。どこにあったファイルか思い出せない場合は「ハッキリしない場合」にチェックがされている状態で「次へ(N)」を左クリックしましょう。
5 この画面まで進みましたら準備は完了です。「開始(S)」ボタンを左クリックするとスキャンが始まります。
詳細スキャンを有効について
この項目にチェックを入れると、より多くのファイルを検出することができます。ただし、注記にもあるようにスキャンが長時間になる可能性があるため、時間に余裕がある時にチェックするようにしましょう。
📝次回この手順をスキップしたい場合は、説明「2」の画面で表示される「起動時にウィザードを表示しない」のチェックボックスにチェックを入れてください。
スキャンが終わった後は
1 スキャン後は、上の画像のように復元可能なファイルの一覧が表示されます。
📝写真などのファイルを探す時は、画面右上にある「高度な設定に切替」ボタンを左クリックしましょう。サムネイル(小さな縮小画像)一覧に切替わり、視認しやすくなります。
カラーアイコンの意味
ファイル名の左横にあるカラーアイコンは回復が成功する度合いを示しています。
緑…回復可能
黄…おそらく回復可能
赤…回復できない可能性が高い
2 復元したいファイルのチェックボックスにチェックを入れ、画面右下の「復元(R)」ボタンを左クリックします。
3 復元が成功すると「ファイルが復元されました」と言う画面が表示されます。「OK」ボタンを左クリックします。
4 つづいて復元先を確認する画面が表示されるので、任意の場所を指定します。
以上で復元の操作は完了です。
最後に
誤って消去してしまった時に試したいファイルの復元アプリのご紹介はいかがでしたでしょうか?状態によっては復元ができない場合もあるのですが、無料で利用できるアプリですので、是非一度お試しください。