パソコン上でアプリやプログラムが不要になった時、削除やアンインストールを行うと思います。
しかし、この2つ意味を理解せず作業してしまうのは危険です。
今回は、使い分けと操作方法についてご紹介します。
アンインストールとは?
「アンインストール」とは、プログラムやアプリを無くし、インストールする前の態に戻すことです。
プログラムやアプリをインストールすると、デスクトップ画面にショートカットアイコンがつくられます。
プログラムやアプリがインストールされるとき、ショートカットアイコンが新規に追加されるだけでなく、様々な設定変更や他のプログラムなどが追加されています。
「アンインストール」を行うことで、単にショートカットアイコンだけが無くなるのではなく、変更された設定を元に戻したり、他の追加されたプログラムなども全て無くし、完全にインストールされる前の状態に戻すことをいいます。
削除とは?
「削除」とは、プログラムやアプリを無くしてしまうという意味では「アンインストール」と同じです。
通常「削除」というと、ショートカットアイコンをゴミ箱へ移した後にゴミ箱を空にすれば完了と思ってしまいますよね。
ファイルやフォルダなどのデータはそれで大丈夫ですが、プログラムやアプリを消す際には、それだけでは導入する際に変更された設定や、関係するプログラムを完全に消すことはできません。
この変更された設定を元に戻す作業と、関係するプログラムを削除する作業を怠ると、コンピューターの中に不要なものが残った状態が負担となり動きが遅くなるといった不具合が発生する可能性があります。
この設定を元に戻す作業や、関係するプログラムを削除する作業は、手動で行うと必要なものまで誤って消してしまう可能性もあるためかなり危険です。
不要になったプログラムやアプリを捨てたい時には、手動で「削除」するのではなく、「アンインストール」を行いましょう。
アプリ・プログラムのアンインストール方法
設定画面から行う
1. ①【スタートメニュー】 → ②【設定】の順に 左 クリックします。
2. 「Windowsの設定」画面から【アプリ】を 左 クリックします。
3.画面右側にアプリ・プログロムの一覧が表示されます。
アンインストールしたいアプリ・プログラムを左クリックし、【アンインストール】を左クリックします。
4. 「このアプリとその関連情報がアンインストールされます。」と表示されるので【アンインストール】をクリックすると、アンインストールは完了になります。
すべてのアプリ上から行う
1.①【スタートメニュー】で表示される②アプリ一覧からアプリ・プログラムを選び右クリックします。 ③表示された項目の中から【アンインストール】を 左クリックします。
2. 「このアプリとその関連情報がアンインストールされます。」と表示されるので【アンインストール】をクリックすると、アンインストールは完了になります。
最後に
「アンインストール」と「削除」についてご紹介しました。
またWindowsパソコンでアプリケーションを削除する際は、そのアプリケーションやプログラムが不要であるかをチェックしてから行うようにしましょう。
ファイルやショートカットは右クリックから削除できるため、比較的に容易に削除することができてしまいます。また削除してもゴミ箱に一度格納されるので復元も容易にすることができます。
しかしアプリやプログラムを削除してしまうと、復元することができません。なのでアプリやプログラムを削除する際はよく確認してから実施するようにしましょう。