身近に潜む危険2・Windows詐欺警告

今回は、身近に潜む危険・第2弾「Windows詐欺警告」をご紹介していきます。最近とても流行している詐欺のようで、弊協会にもよくお問合わせが入ります。もしかすると既に遭遇した方も多いかもしれません。

この記事では簡単な対処法などもご説明していきますので、よろしければ最後まで読んでみてくださいね。

★第1弾の「身近に潜む危険」は下記のリンクよりご覧いただけます。 

 
 

パソコンが急に壊れた!?


インターネットサーフィンをしていると、システムからの警告が飛び出してくることがあります。上で挙げた画像は本物のような作りをしていますが、どちらも実際にある詐欺警告です。

詐欺警告のパターンは豊富で、「ウイルスに感染しています」「システムが古くなり破損しています」「今すぐ修理が必要です」など内容も様々です。
 

クリックするのは、ちょっと待って!

詐欺警告の発信元をよく観察すると、これらはWindowsのシステムからではなく、インターネットブラウザを通して表示されていることが分かります。インターネットブラウザを介してシステムからのメッセージが発信されることはありません。

中にはアラート音を激しく鳴らし恐怖心を煽ってくる警告も存在しますが、これらに遭遇してしまった時は慌てないことが大切です。「OK」ボタン・「更新」ボタンや怪しいリンクはクリックしないようにしましょう。
 
 

 
 
 

不審な警告が出た時の対処法

これらの警告はあくまで「広告」のようなものです。システムを装っただけのネット広告なので、実際には故障もしていなければウイルス感染もしていないケースがほとんどです。


 

警告を閉じよう

このような警告が出てきた際は、無暗にメッセージに触れないことが鉄則です。タスクマネージャーを出して警告を消しましょう。

★タスクマネージャーを表示するためのショートカット
「Ctrl 」+ 「Shift 」+「 Esc」
三つのキーを同時に押しましょう。
 

タスクマネージャーが表示された後、開いているインターネットブラウザ(Google chrome、Microsoft Edge、Internet Explorerなど、お使いのブラウザ)を選択し、「タスクの終了」ボタンをクリックします。すると詐欺警告を含めたインターネットブラウザのすべてを終了することができます。
 
 

パソコンがフリーズしてしまった

「パソコンがフリーズしてタスクマネージャーが開けない…」
そんな時はパソコンを強制終了します。パソコンの電源が落ちるまで、電源ボタンを長押ししましょう。

※この時、ACアダプター(電源コード)を引き抜いて無理やり電源を切るなど、乱暴な扱いはしないようにしてください。

 
 
 

終わりに

身近に潜む危険・第2弾はいかがでしたでしょうか?
このような警告詐欺に遭遇した時は、落ち着いてブラウザを閉じましょう。怪しいソフトをダウンロードなどしてしまい、ウイルスに感染してしまった恐れがある場合は、弊協会の補修窓口までご相談ください。

●JEMTC 補修センター
お電話:052-325-7413
ご対応時間:10時~18時(平日)

また、警告に記載のあった連絡先に電話したところサポート料を請求された、セキュリティーソフトを押し売りされたなどの話も聞きます。その場合は最寄りの交番や警察署へ相談をしてみましょう。警視庁のサイトに相談窓口の案内がありますので、気になる方は下記リンクからご覧ください。

●ウイルス感染の警告とサポートへの電話番号が表示された(警視庁サイト)
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sodan/nettrouble/jirei/warning_screen.html

身近に潜む危険・フィッシング詐欺

名前に「フィッシング」と付くため、釣りに関連する何かかな?と思う方が多いようですが、パソコンを使う方にとって非常に身近に存在する詐欺なのです。今日はフィッシング詐欺についてご説明していきます。



 

フィッシング詐欺?

フィッシング詐欺はクレジットカードの他、利用しているサイトのユーザー名やパスワードなど、経済的に価値がある情報を不正に取得しようと行われる詐欺行為です。

クレジットカード会社・銀行・ショッピングサイトなどになりすました詐欺業者が電子メールを送りつけ、メールの受取人を偽物のWEBサイトへ誘導し、情報を盗み取ることが基本的な手口です。

メールに記載されているWEBサイトは本物そっくりに作られているため、騙されてクレジットカード情報やパスワードを入力して送信してしまうケースが少なからず発生しています。

 
 
 

フィッシング詐欺に遭わないために

特に銀行やクレジットカード会社が、電子メールでクレジットカード番号やパスワードの確認や要求をしてくることはありません。

判断に迷った時は、銀行やクレジットカード会社に電話などで直接確認するようにしましょう。なお、届いた電子メールに記載されている電話番号は、詐欺業者につながる嘘の番号である可能性が高いため、ご自身で調べることが鉄則です。(お問合わせメールフォームも同様です)

利用したことのないショッピングサイトからメールマガジンが届いた時も、メール内にあるリンクは不用意にクリックしないようにしましょう。「このメールに心当たりのない場合はこちらからご連絡ください」「メールマガジンの登録解除はこちらから」などのリンクが詐欺ページにつながっていることもあります。

身に覚えのないメールは開封せず、ゴミ箱へ捨てるなどの対処がベターです。
 

 
 
 

困った時に相談する場所は…

フィッシング詐欺に遭ってしまった!これってフィッシング詐欺かも?
そんな時は警察庁のフィッシング110番へ相談をしてみましょう。下記リンク先には各都道府県の相談窓口一覧が掲載されています。

▼ 警察庁 サイバー犯罪対策プロジェクト(フィッシング110番)

https://www.npa.go.jp/cyber/policy/phishing/phishing110.htm

ブラウザの拡張機能でマルウェア感染の危険性

「Google Chrome」や「Microsoft Edge」など、インターネットを閲覧する際に必要不可欠なブラウザですが

そのブラウザを便利に使えるようにするための「拡張機能」(アドオン)という物があります。

この拡張機能をブラウザにインストールすれば、インターネット上の動画をパソコンにダウンロード出来るようになったり

広告を表示しないように出来たりと、より便利にインターネットを利用する事が出来るのですが

そんな拡張機能の中に、パソコン内にマルウェア(ウイルス)をインストールさせる機能を有した物が紛れ込んでいると

16日にセキュリティ企業のAvast software社より発表されました。

対象の拡張機能

パソコン内にマルウェアをインストールさせるとして報告されている拡張機能は以下の通りです。

「Direct Message for Instagram」

「DM for Instagram」

「Invisible mode for Instagram Direct Message」

「Downloader for Instagram」

「Instagram Download Video & Image」

「App Phone for Instagram」

「Stories for Instagram」

「Universal Video Downloader」

「Video Downloader for FaceBook」

「Vimeo Video Downloader」

「Volume Controller」

「Zoomer for Instagram and FaceBook」

「VK UnBlock. Works fast」

「Odnoklassniki UnBlock. Works quickly」

「Upload photo to Instagram」

「Spotify Music Downloader」

「Stories for Instagram」

「Upload photo to Instagram」

「Pretty Kitty, The Cat Pet」

「Video Downloader for YouTube」

「SoundCloud Music Downloader」

「The New York Times News」

「Instagram App with Direct Message DM」

これらの拡張機能には、パソコンにマルウェアをインストールさせる、悪意のあるプログラムが隠されています。

こうして見るとインスタグラムや、フェイスブックなどのSNSに関連した拡張機能が多いようですね。

もし拡張機能をブラウザに導入している方は、対象の物が入ってしまっていないか、一度確認してみましょう!

拡張機能についてよく知らない、拡張機能を利用した事がないという方は心配の必要はないと思われます。

拡張機能の確認方法

ブラウザ内にインストールされている拡張機能の確認方法は、ブラウザによって異なります。

Google Chromeをご利用の方は、以下の内容を参考にしてください。



①右上にある、縦に点が3つ並んだマークをクリックする

②表示されたメニューの「その他のツール」にカーソルを合わせる

③表示された「拡張機能」をクリックする


インストール済の拡張機能の一覧が表示されます。

「削除」ボタンをクリックすると、対象機能のアンインストールが可能です。

Microsoft Edgeの場合は、以下の方法で確認が出来ます。


①右上にある、縦に点が3つ並んだマークをクリックする

② 表示された「拡張機能」をクリックする


こちらもGoogle Chromeと同じように「削除」 をクリックする事でアンインストールが可能です。

困ったときは遠隔操作で助け合い

パソコンの操作がよく分からないから誰かに教えてもらいたい!他の人と画面を共有したい!ってことありませんか?

そんな時には「クイックアシスト」という遠隔操作アプリが便利です。

リモート接続を通じて2人のユーザーが1台のパソコンを共有でき、一方のユーザーがもう一方のユーザーのパソコンを使用できるようになります。

接続にはお互いの承認が必要になるので、不正アクセス等の心配もなく安心して使用ができます。

クイックアシストの開き方

①画面左下のWindowsロゴをクリック、もしくはキーボードの「Windowsキー」を押します。

「Windowsアクセサリ」を開きます。

「クイックアシスト」をクリックして開きます。

使い方

①「クイックアシスト」の画面が表示されたら、「他のユーザーを支援する」をクリックします。

支援するユーザーはMicrosoftアカウントが必要になるので、持っていない場合は使用前にアカウントの作成をしましょう。
※ 支援を受ける側はアカウントがなくても使用可能です。


②サインインが完了すると、セキュリティーコードが表示されます。
 有効期限は10分間なので、お互いに準備してからコードの表示をしましょう。

セキュリティコードの提供方法は様々です。


③支援を受ける側は教えてもらったセキュリティコードを「アシスタントからのコード」に入力し、「画面の共有」をクリックします。

お互いが使用を許可すると、リモート接続され、使用できるようになります。

クイックアシストで出来ること

クイックアシストでは様々なことができます。

①表示するモニターの切り替え(複数のモニターを接続している場合)
②デスクトップ上に直接コメントをする
③実際のサイズで表示する
④テキストチャットをする
⑤再起動する
⑥タスクマネージャーを起動する
⑦再接続をする
⑧一時停止する
⑨終了する
⑩各ボタンのラベルを表示させる


「一時停止」や「終了」の場合はまた再接続をすることができますが、画面を閉じてしまうと再度セキュリティコードが必要になります。

最後に

インターネットを介して遠隔操作をすることができるので、遠くに離れている方に操作を教えてあげたり、困っている友人や家族のサポートをすることができます。ぜひ活用してみてくださいね。