「パソコンが重い。」「前はもう少し動きが早かった気がする。」
長く使用していると感じる動作の重さ。修理や初期化をしなければ解決しない場合もありますが、もしかすると操作で改善できるかもしれません。今回はパソコンが重い時の対処法~第二段~をご紹介します。気になる方は是非お試しください。
▼ 第一弾は下のリンクからご覧いただけます。
自動メンテナンスを見直す
自動メンテナンスはシステムスキャンやソフトウェア更新などを自動で行う処理になります。「自動でやっておいてくれるなんて便利!」などと思う反面、資料作成や動画視聴中に自動メンテナンスが開始されると動作が非常に重くなり、最悪フリーズしてしまうなんてことも。
こう言ったアクシデントを防ぐために、メンテナンス時間は自分で設定することが可能です。例えば主なパソコンの使用時間が日中である方は、夜間に設定しておくと作業とバッティングすることがなく安心です。
メンテナンス時間を設定する
コントロールパネル>システムとセキュリティ>セキュリティとメンテナンスへと進み、画面右側の「メンテナンス(M)」をクリック。メンテナンス(M)内にある「メンテナンス設定の変更」をクリック。
「メンテナンス タスクの実行時刻」の右側にあるプルダウンボックスをクリックすると一時間刻みで時間が表示されるので、希望の時間を選んでください。選択後、画面下部の「OK」ボタンを押せば設定完了です。
自動メンテナンスを中止する
実行中の自動メンテナンスを停止させるには、下記の方法を行ってください。
上記で案内した「メンテナンス時間を設定する」と同様に コントロールパネル>システムとセキュリティ>セキュリティとメンテナンスへと進み、画面右側の「メンテナンス(M)」をクリック。
メンテナンス(M)内にある「自動メンテナンスの停止」をクリックすれば停止します。
タスクマネージャーを確認する
動作が重いと感じたら、「タスクマネージャー」を開いてメモリーの使用上状況を確認しましょう。タスクマネージャーはスタートボタンの右クリッメニュー、もしくは「CTRL+ALT+DELETE」キーから起動可能です。簡易表示で立ち上がった場合は、画面左下の「詳細」をクリックし、詳細モードに切り替えましょう。
詳細モードに切り替えて「プロセス」タブを開き、アプリの一覧を見てみましょう。メモリー消費量はアプリ一覧の「メモリ」の列で確認することができます。大量のメモリーを消費している重いアプリがあれば、そのアプリを表示させて終了しましょう。
電源オプションを見直す
Windowsの初期設定は、安定した速度で動作するよう平均的な消費電力と性能のバランスが設定されいますので、「電源オプション」の設定を変更して最大パフォーマンスを出すことによって速度アップを図れます。ただし、その分消費電力も大きくなるので注意しましょう。
コントロールパネル>システムとセキュリティ> 電源オプションから画面右側の「バランス(推奨)」内にある「プラン設定の変更」をクリック。
「詳細な電源設定の変更(C)」をクリック。
「詳細設定」から「プロセッサの電源管理」をクリックしてください。
設定例
最小のプロセッサの状態
バッテリ駆動:100%
電源に接続:100%
システムの冷却ポリシー
バッテリ駆動:アクティブ
電源に接続:アクティブ
最大のプロセッサの状態
バッテリ駆動:100%
電源に接続:100%
フォルダーオプションの無効化
フォルダーオプションでは、表示に関する様々な設定ができます。無駄なオプションを無効にすることでメモリへの負荷を減らすことができます。
スタート画面上の矢印>アプリ画面>エクスプローラーを開く。
表示>オプション>フォルダーオプション内の下記項目をオフ。(クリックしてチェックボックスからレ点チェックを外してください)
・ フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する
・ 登録されている拡張子は表示しない
・ 空のドライブは表示しない
・ フォルダーの結合の競合を非表示にする
・ フォルダーのヒントにファイルサイズ情報を表示する
・ 暗号化や圧縮されたNTFSファイルをカラーで表示する
最後に
動作が重い時に試す対処法第二段はいかがでしたでしょうか?少しでも快適なパソコンライフのお役に立てましたら幸いです。