「パソコンが重い。」「前はもう少し動きが早かった気がする。」
長く使用していると感じる動作の重さ。修理や初期化をしなければ解決しない場合もありますが、もしかすると操作で改善できるかもしれません。今回はパソコンが重い時の対処法をいくつかご紹介します。気になる方は是非お試しください。
整理整頓をしよう
ドライブの空き容量を確認する
広い運動場があれば快適にスポーツができるように、Windowsも快適に動作させるためには十分な起動ドライブの空き容量が必要になります。不要なアプリを削除したり、普段使わないデータを他のドライブ移動させたりするなどして整理整頓をしてみましょう。
アプリを削除する
アプリの削除は「コントロールパネル」>「プログラム」>「プログラムのアンインストール」から行うことができます。
一覧から不要なアプリを右クリックすると選択肢が表示されるので「アンインストール」をクリックすれば削除完了です。
ディスククリーンアップをする
ディスククリーンアップは使用頻度が低い・不要なファイルを自動でリスト化し削除してくれるツールです。 整理整頓が苦手な方はディスククリーンアップを活用してみましょう。
1.タスク バーの検索ボックスに「ディスク クリーンアップ」と入力し、検索結果の一覧から 「ディスク クリーンアップ」 を選択
2.クリーンアップするドライブを選択し、「OK」をクリック
3. [削除するファイル] で、削除するファイルの種類を選択。
ファイルの種類の説明を確認するには、その種類を選択。
4.「OK」を選択
高速スタートアップを有効にする
高速スタートアップ設定は「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「電源オプション」にある「シャットダウン設定」から設定ができます。「高速スタートアップ」のチェックボックスが外れている場合は、高速スタートアップが無効になっていますのでチェックを入れておきましょう。
▲「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「電源オプション」
▲ 左メニューから「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
▲ 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
▲ 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」をクリック
下部にある「変更の保存」ボタンをクリックで設定完了です。
スタートアップアプリを無効化する
スタートアップアプリはパソコン起動時に自動的に起ち上がるアプリのことを指します。数が多いとシステムに負荷がかかり、起動時間が長くなる原因になります。
▲ 「アプリと機能」から「スタートアップ」をクリック
▲ アプリ一覧から「オン」「オフ」をクリックで切り替えましょう。
スイッチをオフにする際、システムへの影響が大きいアプリを優先して無効化するとより大きな効果を得ることができます。影響についてはオン・オフスイッチの右横に表示されている「影響」を確認しましょう。(大・中・小で表示)
ただし、スタートアップを停止させるとアプリの動作に不具合が生じてしまう場合もありますので、しっかり見極めて切り替えてください。
視覚効果を無効化する
視覚効果を無効にした場合は画面表示のデザインがシンプルになるため、パソコンの負荷が軽減され動作を軽くすることができます。 動きの速さを重視したい方は、思い切って視覚効果をなくしてしまうのも有効な手段です。
視覚効果を無効化設定は「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「セキュリティ」にある「システムの詳細設定」 から設定ができます。
▲ 「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「セキュリティ」 をクリック
▲ 「システムの詳細設定」をクリック
▲「パフォーマンス」の「設定」ボタンをクリック
▲ 「パフォーマンスを優先する」を選択し、「OK」ボタンをクリックで完了
「パフォーマンスを優先する」 を選ぶと、すべてのデザインが簡素化されます。簡素化させたくない視覚効果があれば「カスタム」を選びましょう。視覚効果一覧から自分の好みで取捨選択できます。また、簡素化したデザインを元に戻したい時は「デザインを優先する」を選べば戻すことができます。
最後に
今回ご紹介した方法は、数ある対処法の中からほんの一部の抜粋になります。また折りを見て第二段を掲載しますので、どうぞお楽しみに!少しでも快適なパソコンライフのお役に立てましたら幸いです。