わたし達が普段、インターネットを見る為に利用しているソフトの事を「ブラウザ」と呼びます。
スマホなどでも、インターネットで検索する時にはブラウザを使います、つまり、現代ではほとんどの人が日常的に使っているソフトなんです。
しかし、ブラウザの機能を使いこなしているという人は少ないのではないでしょうか。
ブラウザには、インターネットを快適に楽しむための様々な機能が搭載されています。
そんな便利機能を使わないでいるのはモッタイナイ!
今回は、世界で最も使われているブラウザ「Google Chrome」の便利機能を
基本的な機能も含めて紹介していきます!
ブックマーク機能
ブックマーク機能は多くの方が利用されている機能だと思います。
(Internet Explorer、Microsoft Edgeではお気に入りという名前になっています)
一度ブックマークに登録したページは、リストから簡単に開けるようになり
インターネットを楽しむ上ではほぼ必須の機能といえます。
Google Chromeでのブックマークの追加・確認方法は以下の通りです。
ブックマークの追加方法
ブックマークに登録したいページを開き
右上の☆マークをクリックして「ブックマークを追加」をクリックします。
「ブックマークを追加しました」という画面が表示されます。
この際、ブックマークの名前を自由に設定出来ます。
ブックマークの確認方法
右上の「その他」アイコン(縦に3つ点が並んだアイコン)をクリックします。
「ブックマーク」の項目にカーソルを合わせます。
ブックマークに追加したページが確認出来ます。
また、ブックマークに追加したページは
ブラウザの上側にあるブックマークバーでも確認が出来ます。
ブックマークバーが表示されていない場合は
先程のブックマークの項目から「ブックマークバーを表示」にチェックを入れましょう。
リーディングリスト
リーディングリストは、ブックマーク機能に似ていますが
ブックマーク機能に比べ、一時保存の意味合いが強いのが特徴です。
リーディングリストの追加方法は、ブックマークの追加とほとんど同じで
「ブックマークを追加」の代わりに「リーディングリストに追加」をクリックします。
右上の「リーディングリスト」をクリックすると
リストに登録したページの一覧が確認出来ます。
リーディングリストは未読と既読で分かれて表示されるので
気になるページを見つけたけど、時間がないから後で見ようという時にひとまずリストに登録して
見終わったらリストから削除するという使い方が出来ます。
削除したい時は、リストの一覧から該当のページ名にカーソルを合わせて
右側に表示される「×」をクリックしましょう。
タブの管理
Google Chromeでインターネットを利用していると
上部のタブがいっぱいになってしまって
自分が今、何を開いているのか分からなくなる事があります。
このように増えすぎたタブを管理する為の機能を紹介します!
タブの一覧表示
右上の▼マークをクリックすると、開いているタブの一覧が表示されます。
この一覧から開きたいタブを選ぶ事も出来ますし
必要ないタブを選んで、右側の「×」ボタンをクリックする事で不要なタブを閉じる事も出来ます。
また、ここでは最近閉じたタブも確認出来るので
間違えて閉じたタブがあっても、すぐに復帰出来るようになっています。
タブのグループ化
Google Chromeでは、開いているタブをグループで分類して管理する事も出来ます。
グループの作成
グループにしたいタブの1つを右クリックし、「タブを新しいグループに追加」をクリックします。
グループの名前を入力し、イメージカラーを選択しましょう。
グループへタブを追加
グループを作成すると、タブの右クリックで表示される
「タブを新しいグループに追加」が「タブをグループに追加」に変わります。
カーソルを合わせると、作成したグループ名が表示されるので
グループに追加したいタブがあれば、そのグループ名をクリックしましょう。
また、追加したいタブをグループにドラッグする追加方法もあります。
タブをグループの部分に向けてドラッグして
枠がグループの色に変化した所で離すとグループへ追加されます。
グループの解除
グループを解除したい時は、解除したいグループ名を右クリックして
「グループを解除」を選択します。
この際「グループを閉じる」を選択すると
グループに追加されているタブの一覧を全て閉じれます。
グループ化のメリット
グループに追加したタブは、グループの色で表示されるようになるので、見分けがつきやすくなります。
また、タブの一覧表示時にグループ名が表示されるようになります。
他のタブを開いている状態で、画面上部のグループ名をクリックすると
グループ内のタブを折りたたむ事が出来ます。
再度グループ名をクリックする事で、折りたたまれたグループの一覧が再表示されます。
グループ機能を活用すれば、たくさんのタブを開いていても
スッキリした状態でインターネットを楽しめます!
シークレットモード
1つのパソコンを複数人で使い回している場合
インターネットの検索履歴が他の人にも見られたり
WEBメールをご使用されている場合
保存されているアカウントの情報から、他の人にもメールが見られてしまう可能性があります。
小さいお子さんがパソコンを触れる環境だと
保存されているクレジットカードの情報から、勝手に買い物をされてしまう危険性も・・
そんな時に便利なのがシークレットモードです。
シークレットモード中は閲覧履歴が残らず、ページに入力した情報も保存されません。
シークレットモードの使い方
右上の「その他」アイコン(縦に3つ点が並んだアイコン)をクリックします。
表示されたメニューから「新しいシークレットウインドウ」を選択します。
新しいウインドウが開き「シークレットモードです」という画面が表示されたら
それ以降、シークレットモードでインターネットをご利用出来ます。
シークレットモードでは、情報が保存されない分
ページにログインする為のIDやパスワードはその都度入力する必要があります。
ただ、通常モード中に保存された情報は、シークレットモードにも反映されるので注意しましょう。
通常モード中の閲覧履歴や、予測変換なども表示されます。
シークレットモードの解除
シークレットモード中は、画面右上に「シークレット」と表示されています。
シークレットモードを解除する際は、この「シークレット」をクリックして
「シークレットモードを終了」を選択します。
ゲストモード
ゲストモードは、シークレットモードよりもプライバシー性が強化されたモードです。
シークレットモードでは、通常モードで利用していた際の情報が一部反映されますが
ゲストモードでは全く反映されなくなります。
ブックマークに登録したページも、ゲストモードでは表示されなくなるので
まるで、別のパソコンでインターネットを利用しているような状態になります。
ゲストモードの使い方
右上の「ユーザー」アイコン(人型のアイコン)をクリックし、「ゲスト」を選択。
「ゲストモードでブラウジング中」という画面が表示されたら、それ以降ゲストモードとして利用出来ます。
ゲストモードの解除
ゲストモード中は、画面右上に「ゲスト」と表示されています。
ゲストモードを解除する際は、この「ゲスト」をクリックして
「ゲストモードを終了」を選択します。
最後に
色々なGoogle Chromeの便利機能を紹介しましたが、どうでしょうか?
既に活用されている機能も、初めて知った!という機能もあったかと思います。
ここで紹介しきれなかった機能もいくつかあるので
それらは次の機会にまた紹介したいと思います。
全ての機能を使う必要はありませんが、便利だと思った機能はぜひ活用してみてください!