現在、家電量販店などで販売されているパソコンのほとんどはWindows10になっています。
今回はWindows10にすることで使えるようになる新機能と逆に使えなくなる機能についてお話ししたいと思います。
使えるようになる機能
- Windows10の新ブラウザーMicrosoft Edge(マイクロソフト エッジ)
Windows10ではインターネットブラウザが新しくなりました。
新しいブラウザーだとうまく表示されないページもあるので、その時は今まで使っていたIE(インターネットエクスプローラー)を使うことも可能です。 - タスクビューでのアプリを切り替え
これまではアプリケーションを切り替えて使う時、キーボードの「Alt+Tab」で切り替えていましたが、Windows10では今開いているアプリケーションの一覧を表示してそこから選択できる機能が追加されました。
使い方は簡単!タスクバーの「タスクビュー」ボタンをクリックします。すると起動中のアプリケーションが表示されるので、切り替えたいものをクリックすればOKです。
キーボードで操作をする場合は、「Windowsボタン+Tab」を押すことでタスクビューが開きます。あとは矢印で目的のアプリケーションを選択してEnterを押せばOKです。 - 仮想デスクトップを使って作業環境の切り分け
仮想デスクトップ機能を使うと複数の作業を効率よく進めることが出来ます。
例えば、[インターネットで調べながらWordで資料を作る作業]と[メールを確認しながらExcelで見積書を作成する作業]を同時に行っている場合、1つのデスクトップに4つのアプリケーションが開いていることになります。これだと作業が混乱する可能性がありますね。これを仮想デスクトップを使うことで
「デスクトップ1:ブラウザーとWord」
「デスクトップ2:メールとExcel」というように作業ごとにアプリケーションを開いているデスクトップを増やして切り替えながら使うことが出来ます。
使い方は、先ほど紹介したタスクビューの画面右下の「新しいデスクトップ」ボタンをクリックすると画面下にデスクトップ1(今までのデスクトップ)とデスクトップ2(新しいデスクトップ)が表示されます。タスクビューを使ってアプリケーションの移動やデスクトップの切り替えを行うことが出来ます。
使えなくなる機能
- Windows Media Center
テレビを見たり録画したり、音楽を再生したりとさまざまなマルチメディアコンテンツを操作できるソフトです。Windows 10にはこれがありませんが、テレビ機能が付いているパソコンだと別に再生・録画ソフトが付いていることが多いのであまり気にならないかもしれません。 - DVD再生機能
Windows7では標準でDVD再生機能が付いていましたが、Windows10にはこれが無いので別途DVD再生ソフトが必要になります。こちらも別の再生ソフトが入っている場合や無料のDVD再生ソフトで代用できそうなので問題ないかもしれません。 - Windows7のガジェット
Windows8から既になくなってしまった機能ですがデスクトップ上に天気やアナログ時計、ニュースなどを表示できるソフトが使えなくなります。 - ソリティアやマインスイーパーなどのゲーム
Windows7で慣れ親しんだゲームは入っていません。もし使いたい場合は、Windowsストアから新しいものが無料でダウンロードできます。
最後に
仮想デスクトップなどの新しい機能を使いこなすことで作業を効率的に進められそうですね。
ただ、今使っているアプリケーションや機器がWindows10では動作しないこともありますのでご注意ください。