こんにちわ、JEMTCです。
今回は、CPUの動きの簡単な仕組みをお話したいと思います。
パソコンを選ぶ際にもっとも重要な要素になるCPUはざっくりでも
色々覚えておくとお得なお買い物に出会ったり
お得に見えて実は…という製品を見極めるヒントになったりします。
早速見ていきましょう。
動作周波数
CPUに限らず、電化製品は電気信号で動いています。
この電気信号がどれだけ流れているか。がCPUの演算速度になってきます。
例えば、人間は心臓が一回動くと心電図の波形が一回動きます。
これが10回動けば10回動きます。
これを単位でHz(ヘルツ)といいます。一回だけなら1Hz 100なら100Hzとなります。
CPUはどれだけ性能が低くても1GHzは出ています。
1Gは1000☓1000☓1000 です。 なんと10億回です
1秒間に10億回信号を発し演算・処理の命令などを行っています。
つまりこの数字が高いほど、CPUの考える速度が速い。ということになります。
ただしCPUのクラスが同じ場合。に限ります。
CeleronとCorei3の1Ghzでは比べられません。
動作周波数を上げることはできるのか。
動作周波数をあげることは、できます。
ただし、その場合詳しい知識と、燃える。等のトラブルが発生することも考えて作業ができる事が条件になってきます。
ソフトウェアで上げたり下げたりできるものもありますが、自己責任になり
一切の保証はありません。
そのかわりにターボブーストという機能があります。
下記の図は自分のパソコンのデータですが、2.5GHzとなっていますが
2.65GHzで処理されています。
これはi5やi7などの高規格CPUにのみ搭載されている機能です。
CPUを見る際に多くの方が気にしているのがコア数というものがあります。
2コアとか4コアとか32コアなんてものもあります。
これは、仕事に対して何人で仕事しますよーというものです。
コア数が多くなればそれだけ同時に色んなことを処理できるようになります。
ターボブースト搭載CPUでは、 二人で処理する必要のない仕事の場合は、片方が休眠し、その分のエネルギーを片方に回します。
二人より、一人のほうが仕事効率がいい場合は人間にも多々あるとおもいますが、ターボブーストはその分一人の力を増大させてくれるのです。
Corei5・i7の製品はやや値段があがりますが、選ぶ価値が高いわけです。
もっと細かい、項目まで見始めると結局どれが良いのだ!?となってしまうので
ここでは動作周波数がCPUの性能に大きく関わってくる。ということ。
その中でもi5やi7はターボブーストにより、数値以上の効果を発揮すること。
を知ってもらえればと思います。
ちなみに、特に仕事が無い場合は、周波数を落として休んでる状態だったり
熱がたくさん出ている場合は、わざと周波数を落として自己防衛をしたりと常に一定ではありません。
(お湯を沸かして吹きこぼれたら電気が切れるあれと一緒です。)
動作が遅いなあ・・急に遅くなったなぁ・・などが起きた時は上記どちらかも影響していることが多いです。
少し待てば安定することも多いので、CPUが落ち着くまで待つ余裕があるといいですね