通常、市販されているパソコンには、OS(オペレーティング・システム)がインストールされています。
最も一般的なのが、マイクロソフト社のWindowsで、世界中で使われているパソコンの約9割はこのWindowsが入っているパソコンといわれています!
パソコンの中にはOSが入っているという事は知っていても、このOSがどういう物なのか知らない方が多いのではないでしょうか。
今回は、そんなOSについて紹介したいと思います!
OSが入っていないとどうなるの?
そもそも、パソコンの中にOSが入っていないとどうなるのでしょうか?
簡単にいってしまうと、OSが入っていないパソコンは動かす事が出来ません。
マウスでカーソルを動かして、ソフトやファイルを開いたり
キーボードで文字を入力出来るのも、このOSが入っているおかげなんです!
パソコンにとっては無くてはならない物なので、「基本ソフトウェア」とも呼ばれます。
OSが受け持っている主な役割についてはこのような物があります。
・メモリ管理
・入出力管理
・プロセス管理
・ファイル管理
Windows以外のOS
殆どのパソコンには、OSとしてWindowsが搭載されているので、パソコン=Windowsと思っている人も多いかもしれませんが
他に有名なOSとして、「macOS」と「Linux」というものがあります。
macOSは、iPhoneやiPodで有名なApple社が開発したOSソフトです。
Apple社が販売しているパソコンに搭載されていて、Windowsに次ぐシェアを獲得しています。
デザイン等が優れているので、イラストレーターや作曲家などのクリエイター職の方に多く使われているようです。
Linuxは販売されているOSではなく、なんと無料で公開されています。
ただ、Windowsやmacと比べると、使い方が難しいので、専門的な知識を持っている方が使われるようです。
プログラムの内容も公開されているので、知識があれば自分でカスタマイズする事も出来るまさに玄人好みのOSです。
パソコンの当たり前はOSのおかげ
デスクトップ画面が表示されるのも、マウスで動かせるのも、パソコンを使う上での「当たり前」は全部、OSのおかげなんです。
パソコンのメーカーが違っても、パソコンの使い方が殆ど変わらないのは
パソコンの基本部分を動かしてるのが、このOSだからなんですね。